50歳をこえたら前立腺癌の検診、PSA採血をしましょう。
『PSA(前立腺特異抗原)検査』は最も優れた前立腺がん診断のための検査で、採血で行うことができます。
一般的にPSA基準値は4.0ng/mlとされています。PSA4~10の20~40%の方に前立腺生検で癌が発見され、PSAが高いほどその確率は高くなります。
前立腺がんは一般的に『進行が遅くて死なないがん』とされていますが、がんの悪性度や進行度、発症する年齢によっては命を脅かすことがあります。
PSAが高い場合やMRI検査で前立腺がんの疑いを指摘された場合にはがんの有無やその悪性度を確認する『前立腺生検』をお勧めします。
前立腺生検は前立腺に12か所程度細い針を刺して組織を採る方法で、検査時間は30〜60分、通常1〜2泊程度の入院を要します。
前立腺について詳しくは『前立腺と病気』を参照ください。
※ 前立腺生検が必要な際には当院の連携病院に紹介させていただきます。