尿路結石症の治療経過

症例③ 尿管ステント留置+ESWL施行


 結石が数mmでなく、2cm程度になってくると前記したように大量の破砕片が尿管に詰まってしまうことがあります。

 そのため、その予防策として術前に尿管ステントを留置することがあります。

 

  左腎臓の下腎杯に2.5cm大の結石を認めます。

 

  • 結石径が大きいため、まず尿管ステントを留置し、ストーンストリートの予防を行いました。

 

  • 治療後のレントゲン画像です。右腎結石はレントゲン上消失し超音波でも閉塞が改善されていることを確認しました。

 

  自排した結石の一部です。結石分析結果はシュウ酸カルシウム結石でした。